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バインダーの捨て方完全ガイド!金具の外し方と分別ルールを解説

バインダーの捨て方完全ガイド!金具の外し方と分別ルールを解説

こんにちは。ビジネスツールファイル、運営者のみさきです。

年度末の整理や断捨離で大量に出てくる古いバインダー。捨てたいけれど、金具が外れなくて手が痛くなったり、プラスチックと金属が混ざっていて、何ゴミに出せばいいのかと分別方法に迷ってしまうことが多いですよね。

実は、バインダーの捨て方は自治体や製品の構造によって正解が異なりますが、コツさえ掴めば驚くほど簡単に解決できます。この記事では、頑丈な金具を安全に外すための具体的な手順から、横浜市や新宿区などの自治体別ルール、さらには無印良品やキングファイルといった定番製品ごとの処分方法までを網羅しました。

家庭での少量処分から法人の大量廃棄、そして捨てる以外の寄付という選択肢まで、あなたの状況に合わせた最適な手放し方が必ず見つかります。

この記事のポイント

  • 怪我をせずにバインダーの金具を安全に外す手順
  • 燃えるゴミと不燃ゴミの境界線や自治体ごとのルール
  • オフィスなどで大量に出る場合の産業廃棄物としての処理
  • 捨てるのではなく寄付をしてワクチン支援につなげる方法

バインダーの捨て方と分別は?資源とゴミの境界線

バインダーの捨て方と分別は?資源とゴミの境界線

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バインダーの捨て方で悩む最大の原因は、金属・プラスチック・紙という異なる素材が頑丈に組み合わされている点にあります。

多くの自治体では、これらの素材を分離できれば資源や可燃ごみとして出せますが、金具が外れない状態だと不燃ごみ扱いや、サイズによっては粗大ごみ扱いになるケースが少なくありません。例えば横浜市では、50cm未満ならプラスチック資源ですが、それを超えると粗大ごみとなるなど、ルールは地域によって複雑です。

前半では、怪我をせずに金具を外すための物理的な手順から、新宿区や横浜市といった主要自治体の具体的な分別区分までを網羅的に解説します。自治体指定のゴミ袋に入れる前に知っておくべき「分別の境界線」をクリアにし、回収されないリスクや無駄な廃棄コストを回避するための基礎知識を身につけましょう。

金具付きバインダーの外し方と捨て方の手順は?

バインダーを捨てる際に、私たちが直面する最大の難関。それが表紙と金具をどうやって分離するかという問題ですよね。

「燃えるゴミ袋に入れたいけど、この金属パーツが邪魔……」「引っ張ってもビクともしない!」と、途方に暮れた経験がある方も多いはずです。ここでは、特定のメーカー品に限らず、一般的なバインダーの金具を外すための基本装備と、物理的なアプローチ方法を詳しく解説します。

作業前の絶対ルール

【必ず軍手を着用してください】 バインダーの金具は書類を長期間保持するために、非常に強力な力で固定されています。また、金具の端やリベットの裏側は刃物のように鋭利になっていることがあります。 素手で無理に力を入れると、勢い余って手を滑らせ、深い切り傷を負うリスクがあります。面倒くさがらず、必ず厚手の軍手をしてから作業を始めましょう。

ステップ1:まずは解除ボタンを探す

いきなり工具を持ち出す前に、まずはバインダーの構造を観察してみてください。最近の製品、特にここ10年以内に購入した大手メーカー製(キングジムやコクヨなど)のバインダーは、環境配慮設計(エコ設計)が進んでおり、分別廃棄を前提に作られています。

  • 金具の根元:「PUSH」と書かれたボタンや、色付き(青やグレー)のパーツがありませんか?
  • 表紙の裏側:金具の裏に、ここを押すといった刻印がある穴がありませんか?

もしこれらがあればラッキーです! ドライバーの先などでその部分を強く押し込むだけで、ロックが外れてパカッと金具が取れる仕組みになっています。力任せに壊す必要はありません。

ステップ2:ガッチリ固定タイプはマイナスドライバーで攻略

問題なのは、解除ボタンがないリベット固定式(カシメ式)のバインダーや、安価な製品、古いファイルです。これらは物理的に破壊して引き剥がす必要があります。ここで活躍するのが、どこの家庭にもあるマイナスドライバーです。

【ドライバーを使った外し方のコツ】

  1. バインダーを開き、表紙と金具の隙間(リベットの近く)にマイナスドライバーの先端を差し込みます。
  2. ドライバーをこじる(持ち上げる)のではなく、軸を回転させる(ねじる)ように力を加えます。こうすると、テコの原理が効率よく働き、隙間が広がりやすくなります。
  3. 隙間が広がったら、少し位置をずらして再度ねじります。これを繰り返し、リベットを一つずつ引き抜くイメージで金具を浮かせていきます。

この時、表紙がプラスチック製だと、勢いよく金具が弾け飛ぶことがあります。顔を近づけすぎないように注意してくださいね。

ステップ3:どうしても硬いなら表紙側を切るのもアリ

金具が頑丈すぎてドライバーでは歯が立たない場合、発想を変えてみましょう。金具を外すのではなく金具がついている部分の表紙を切り取るという作戦です。

表紙が厚紙(ボール紙)であれば、大きめのニッパーや万能ハサミを使って、金具の周囲の紙を切り裂いてしまうのが早いです。多少見栄えは悪いですが、分別さえできていればゴミ出しには問題ありません。

ただし、プラスチック製の表紙の場合、硬くてハサミでは切れないことが多いので、無理をせず不燃ゴミのセクションで紹介する方法を検討してください。

リングファイルやルーズリーフバインダーの捨て方は?

リングファイルやルーズリーフバインダーの捨て方は?

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学生時代に使っていたルーズリーフバインダーや、書類整理に便利なO型・D型のリングファイル。これらはプラスチック製の表紙に金属製のリングがガッチリと固定されていることが多く、いざ捨てようとすると非常に厄介な存在です。

特に頭を悩ませるのが、金具を固定しているリベット(鳩目)と呼ばれる丸い留め具です。これは一度留めたら外れないように金属を押し潰して固定しているため、ネジのように回して外すことができません。ここでは、素材と構造に応じた最適な攻略法を解説します。

パターン1:すべてプラスチック製(スマートリングなど)の場合

最近人気の薄型バインダー(コクヨのキャンパス「スマートリング」など)や、100円ショップの安価なファイルには、とじ具までプラスチックでできているものがあります。

  • そのまま資源ゴミへ:金属が一切使われていなければ、分解せずにそのまま資源プラスチックや可燃ゴミ(自治体による)として出せる場合がほとんどです。
  • 分解が必要な場合:もし分解が必要でも、プラスチックならキッチンバサミやニッパーで留め具部分をパチンと切断すれば簡単にバラバラにできます。

パターン2:金属リベットで固定されている場合

多くの人が挫折するのがこのタイプです。マイナスドライバーでこじ開けようとしても、リベットがクルクル回ってしまったり、滑って手を突いてしまったりと危険が伴います。オフィスには3万円以上するリベットはずし機(専用工具)があることもありますが、一般家庭にはまずありません。

家庭で安全に挑むなら、以下の100均工具を使った方法がおすすめです。

【裏技】「くいきり(エンドニッパー)」で頭を飛ばす

DIYコーナーや100円ショップで売っているくいきり(喰切)という工具をご存知でしょうか? ペンチの一種ですが、刃が先端に垂直についているのが特徴です。

  1. バインダーの内側から、リベットのカシメ部分(リング状に広がっている部分)をくいきりの刃で挟みます。
  2. そのまま力を入れて、金属の縁をむしり取るように切断、または押し潰します。
  3. 留め具の直径が小さくなれば、表紙側から金具を引き抜くことができます。

無理な分解は禁物!そのまま捨てるのも立派な正解

工具もないし、やってみたけど硬すぎて無理!という場合は、潔く諦めましょう。無理をして怪我をしては元も子もありません。

前述の通り、港区をはじめとする多くの自治体では、金具が外せないプラスチック製バインダーは不燃ゴミ(燃やさないゴミ)として出すことが認められています。

「分別しなきゃ」という責任感は素晴らしいですが、自治体のルールは分解できない場合の逃げ道も用意してくれています。ご自身の住む地域のゴミ出しパンフレットで「バインダー」「ファイル」の項目を確認し、不燃ゴミOKの記載があれば、そのまま指定袋に入れて出してしまいましょう。

プラスチックバインダーの捨て方とリサイクル

表紙がプラスチックでできたバインダーは、金属パーツさえ取り除けば、立派なプラスチック資源(資源プラ)としてリサイクル可能です。燃えるゴミとして燃やせばただの灰とCO2ですが、正しく分別すれば新しいプラスチック製品へと生まれ変わります。

ただし、リサイクルルートに乗せるためには、いくつかの厳しい条件をクリアする必要があります。ただ「プラスチックだから」と資源ゴミの袋に入れるだけでは、回収されずに取り残されてしまう(違反ゴミ扱い)リスクがあるのです。

1. プラマークが全ての基準

まず確認すべきは、バインダーの裏表紙や背表紙の下部にあるプラマーク(プラスチック製容器包装識別表示)です。

  • プラマークあり:多くの自治体で資源プラスチック(プラごみ)として出せます。
  • プラマークなし:製品そのものがプラスチック製であっても、製品プラスチックとしての回収を行っていない自治体では、可燃ゴミまたは不燃ゴミとなります。

注意ポイント

製品プラと容器包装プラの違いに注意

多くの自治体の資源回収は、トレイやパックなどの容器包装(商品を入れているもの)が対象です。バインダー本体は商品そのもの(製品プラスチック)であるため、プラマークがついていない(=容器包装ではない)古い製品などは、素材がプラスチックでも燃やすゴミに出さなければならない地域が多いです。

※近年は製品プラスチックも一括回収する自治体が増えていますが、必ずお住まいの地域の最新ルールを確認してください。

2. 汚れとシールの除去は必須

資源として出す場合、異物の混入は厳禁です。

  • 金具の破片:リベットを破壊した際に、金属片が表紙に埋め込まれたまま残っていませんか? これがあるとリサイクル工場の機械を傷つける原因になります。
  • シールやテープ:背表紙に貼ったテプラや、値札シール、ガムテープなどは可能な限り剥がしてください。剥がれない場合は、その部分だけハサミで切り取ってしまうのが確実です。

3. 難敵「溶着式クリアブック」の対処法

透明なポケット(中袋)が背表紙に熱で溶着されているクリアブックタイプ。これは構造上、ポケットと表紙を綺麗に分離することが困難です。

このタイプの捨て方は、自治体によって判断が真っ二つに分かれます。

自治体のタイプ 出し方
素材重視タイプ 表紙もポケットも同じポリプロピレン(PP)等の素材なら、丸ごと資源プラスチックへ。
分離重視タイプ 厚みのある表紙と薄いポケットが一体化しているものはリサイクル不適とし、可燃ゴミまたは不燃ゴミへ。

もし、どうしても分別したいという場合は、背表紙の部分をカッターで切り落とし、表紙(シート状)とポケット部分に物理的に切り分ける裁断(いわゆる自炊※)の手法を使えば、それぞれの素材として出すことも可能です。ただし、手間がかかる上に刃物を使う作業になるため、自治体が「そのまま出してOK」としているなら、無理に解体する必要はないでしょう。

※自炊(じすい):書籍をスキャナーで読み込むために、背表紙を裁断機で切り落としてページをバラバラにすること。

4. 素材の罠:PP(ポリプロピレン)と塩ビ(PVC)

最後に、少しマニアックですが重要な素材の話です。

現在のバインダーの主流は燃やしても有害ガスが出にくいポリプロピレン(PP)ですが、数十年前の古いファイルには塩化ビニル(PVC)が使われていることがあります。

塩ビは独特のにおいがあり、触ると少しペタペタした柔らかさがあるのが特徴です。塩ビ製のファイルは、リサイクルの過程で他のプラスチック(PPなど)と混ざると品質を下げてしまうため、資源ゴミではなく不燃ゴミとして指定されている地域があります。

古いバインダーを大量に処分する際は、念のため素材表記(内側に刻印があることが多いです)をチェックしてみてください。

どうしても外れない金具は不燃ゴミへ

バインダーの捨て方は?どうしても外れない金具は不燃ゴミへ

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ドライバーでこじ開けようとしてもビクともしない、錆びついていてネジ山が潰れてしまった……。そんな時は、無理に作業を続ける必要はありません。潔く諦めて、そのまま捨てるという判断も、怪我を防ぐための立派な選択肢です。

「分別しなきゃ回収してもらえないのでは?」と不安になるかもしれませんが、多くの自治体では、一般家庭の技術では分解困難な複合製品(プラスチックと金属が一体化したもの)について、現実的な救済措置を用意しています。

「分離できないもの」の正解は自治体によって違う

分解できないバインダーの行き先は、主にお住まいの地域の焼却炉の性能やリサイクル方針によって、以下の2パターンに分かれます。

  • パターンA:不燃ゴミ(燃やさないゴミ) 多くの自治体がこちらに該当します。金属がついている=燃やせないという判断です。指定の不燃ゴミ袋に入れて出します。
  • パターンB:可燃ゴミ(燃やすゴミ) 熱エネルギー回収(サーマルリサイクル)を行っている高性能な焼却炉を持つ自治体(東京23区の一部や神戸市など)では、少量の金属が混ざっていても燃やすゴミとして許容される場合があります。

公式ルールに逃げ道は明記されている

実際に、東京都港区の分別ガイドラインを見てみましょう。原則は「金具を外すこと」としながらも、それが不可能な場合のルールがしっかりと明記されています。

港区の公式案内では、プラスチック製バインダーについて以下のように記載されています。

注意点:金具部分ははずしてください。金具がはずせない場合は不燃ごみへ。

(出典:港区ホームページ『資源とごみの五十音別分類表』

一方で、神戸市のように「金属部品が簡単に取り外せないものは、そのまま全体を燃えるごみで出してください」と案内している自治体もあります。

迷った時の調べ方は?

自己判断で捨てて回収不可のシールを貼られてしまうのは避けたいですよね。確実なのは、自治体のホームページにあるゴミ分別辞典(50音別分別表)でファイルやバインダーの項目を確認することです。

そこに金具付や分解困難なものという備考欄があれば、それが答えです。もし記載がない場合は、不燃ゴミ(金属混じり)として出すのが最も無難な選択と言えるでしょう。数冊程度ならそれで問題になることはほとんどありませんので、手を痛める前にルールに頼ることをおすすめします。

自治体別ルール:横浜市の場合は?

ゴミの分別ルールが細分化されており、環境への取り組みが進んでいる横浜市。

特に2024年(令和6年)4月からプラスチック資源の回収対象が拡大され、以前は対象外だったプラスチック製品(ハンガーやバケツなど、容器包装ではないもの)も資源として出せるようになりました。

しかし、バインダーを捨てる際には、この新しい「プラスチック資源」の定義を正しく理解していないと、ルール違反として取り残されてしまう可能性があります。横浜市におけるバインダー廃棄の鉄則は、金属がついているか、いないかです。

状態・素材 分別区分 出し方の注意点
金具が外せない (プラ+金属の複合) 燃やすごみ 一番長い辺が50cm未満の場合。 プラスチック資源には出せません。
表紙のみ (100%プラスチック) プラスチック資源 金具を完全に外した状態。 汚れやシールは取り除く。
外した金具 (金属製) 小さな金属類 一番長い辺が30cm未満の場合。 缶・びんとは別の回収日です。
紙製ファイル (金具なし) 古紙(資源集団回収) 半透明の袋に入れるか、雑誌と一緒に縛って出す。

1. 金具が外せないなら燃やすごみが正解

ここが他自治体(不燃ごみ区分が多い)と大きく異なるポイントであり、横浜市民が最も迷いやすい点です。

横浜市では、プラスチックと金属が分離できない複合製品は、50cm未満であれば燃やすごみとして出すルールになっています。

「金属がついているから燃やせないのでは?」と思いがちですが、横浜市の焼却工場は高温焼却に対応しているため、少量の金属部品を含む製品も受け入れています。

2. プラスチック資源への混入は厳禁

「プラ製品も資源ごみになった!」と聞いて、金具がついたままのバインダーをプラスチック資源の袋に入れてしまうケースが増えていますが、これはNG(違反ごみ)です。

プラスチック資源に出せるのは、プラスチックだけでできているものに限られます。リサイクルの妨げになるため、少しでも金属が外せない場合は、迷わず燃やすごみへ出しましょう。

サイズの壁に注意

50cmと30cmの境界線

横浜市の粗大ごみ基準は、素材によって異なります。

  • プラスチック製品(表紙):50cm以上で粗大ごみ
  • 金属製品(金具):30cm以上で粗大ごみ

A4バインダーの長辺は約31cmなので、表紙(プラ)は50cm未満でセーフですが、もし外した金具が巨大で30cmを超えていた場合は「小さな金属類」ではなく「粗大ごみ」扱いになります。また、複数のバインダーをガムテープ等で束ねて一辺が50cmを超えてしまった場合も、回収不可となるリスクがあるため、小分けにして出すのが確実です。

自治体別ルール:新宿区の場合は?

自治体別ルール:新宿区の場合は?

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続いて、東京都新宿区のケースです。新宿区は大都会だから何でも燃やしてくれるだろうと思いきや、実はごみのサイズ制限が非常にシビアな自治体の一つです。

新宿区でバインダーを捨てる際に最も注意すべきなのは、分別区分よりも30cmの壁です。

1. たった1cmで粗大ごみになる罠

新宿区のルールでは、一辺の長さが30cmを超えるものは、家庭ゴミの集積所に出すことができず、粗大ごみ(有料・申込制)となります。

ここで問題になるのが、一般的なA4サイズ用バインダーの大きさです。A4用紙の長辺は29.7cmですが、それを閉じるバインダーの高さは約30.7cm〜31.5cmほどあります。つまり、わずか数ミリ〜1cmオーバーしているだけで、ルールの厳密な解釈上は粗大ごみとなってしまうのです。

2. 新宿区流・素材別分別マトリクス

では、30cm未満のサイズ(B5以下のファイルや、後述する方法でカットしたもの)であれば、何ゴミになるのでしょうか。新宿区には不燃ごみという名称の区分はなく、代わりに金属・陶器・ガラスごみという区分が存在します。

素材・状態 分別区分 出し方(30cm未満)
100%プラスチック
(金具なし)
資源プラスチック 「プラ」マークがなくても、プラスチック製品なら資源回収OKです。
金具が外せない
(プラ+金属)
金属・陶器・ガラスごみ 月2回の回収日。金属が含まれる複合製品はここに出すのが原則です。
紙製ファイル
(金具つき)
燃やすごみ 紙が主体であれば燃やすごみへ。ただし金具が大きい場合は「金属・陶器・ガラスごみ」へ。

3. 粗大ごみを回避する切断テクニック

たかがバインダー数冊のために、粗大ごみ処理券(400円〜)を買って申し込むのは手間もコストもかかりますよね。そこで推奨したいのが、30cm未満に切断して出すという方法です。

新宿区のルールでは、元のサイズが大きくても、解体や切断をして30cm以下になれば、通常の集積所に出すことが認められています(※家電リサイクル法対象品などを除く)。

半分に切れば解決!

プラスチック製や紙製のバインダーなら、万能バサミやノコギリを使って真ん中で半分に切ってしまいましょう。これで長辺が15cm程度になり、堂々と資源プラスチックや金属・陶器・ガラスごみとして無料で出すことができます。少し力技ですが、最も確実な節約術です。

バインダーの捨て方:無印・法人・寄付の処分術

バインダーの捨て方:無印・法人・寄付の処分術

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基本的な分別ルールを押さえた後は、無印良品やキングファイルといった具体的な製品別の捨て方や、法人・寄付といったシチュエーション別の処分術を見ていきましょう。特にキングジム製品などは、正しい手順さえ知っていれば、専用のボタンを押すだけで驚くほど簡単に分解できる構造になっています。

一方で、無印良品のポリプロピレン製品などは構造が異なるため、それぞれに適した解体アプローチが必要です。

また、オフィスで大量に排出されるバインダーは産業廃棄物となり、家庭ごみとは全く異なる法規制とコストが発生します。混合廃棄物として高く捨てるか、分別して安く処理するかの分岐点を解説します。さらに、まだ使えるファイルは捨てるのではなく、ワクチン寄付を通じて途上国の支援に役立てるリユースの選択肢も提案します。

無印バインダーの捨て方と金具の外し方は?

シンプルで洗練されたデザインが人気の無印良品。特にポリプロピレンバインダー(PPバインダー)は、丈夫で汚れに強く、愛用している方も多いはずです。

しかし、その丈夫さこそが、捨てる際の最大の敵となります。無印良品のバインダーは、耐久性を重視して設計されているため、他メーカーのような分別用の解除ボタンがついていない製品がほとんどです。ここでは、無印バインダー特有の構造と、現実的な処分方法を解説します。

なぜ無印のバインダーは分解が難しいのか?

キングジムなどの事務用品メーカーは短期間で廃棄されることも想定していますが、無印良品は長く使うことを前提にしているため、金具と表紙を留めるリベットが非常に強固です。

また、表紙に使われているポリプロピレン素材が分厚くて硬いため、カッターやハサミが入りにくく、マイナスドライバーでこじ開けようとしても素材がしなって力が逃げてしまうのです。

方法1:マイナスドライバーで隙間を攻める

基本にして唯一の突破口は、やはりマイナスドライバーです。ただし、コツがいります。

  1. 場所を見極める:表紙と金具が接しているリベット(留め具)の真横を狙います。
  2. ねじり込む:ドライバーを差し込んだら、持ち上げるのではなく、ドライバーの軸自体をグリグリと回転させて、表紙の穴を広げるように力を加えます。
  3. 滑りに注意:無印のPP素材は表面がサラサラしており、非常に滑りやすいです。勢い余って手を突かないよう、必ず軍手を着用し、壁や床に押し付けるようにして固定してください。

方法2:諦めてそのまま捨てる

正直なところ、無印のバインダーを綺麗に分解するのは、専用工具がないと大人の男性でも苦労するレベルです。数冊程度なら、無理に分解しようとせず、お住まいの自治体のルールに従って処分することをおすすめします。

  • 多くの自治体:不燃ゴミへ。
  • 一部の自治体:燃やすゴミへ(※横浜市や神戸市など、条件付きで認められている場合)。

【重要】ReMUJIでバインダーは回収してもらえる?

「無印良品には回収ボックス(ReMUJI)があるから、そこに持っていけばいいのでは?」と考える方もいるかもしれません。しかし、これには大きな落とし穴があります。

バインダーは対象外の可能性大

無印良品が行っているプラスチック回収キャンペーン(ReMUJI)の主な対象は、衣装ケースやファイルボックス(箱型の収納)などの収納用品です。 金属パーツがついているバインダーなどの文房具は、素材がPPであっても、店舗での回収対象外となっているケースがほとんどです。

※もし持ち込みたい場合は、事前に必ず店舗へ電話確認をするか、金属パーツを完全に除去した表紙だけの状態にする必要があります。そのまま持ち込んで断られてしまうと、持ち帰る手間が増えるだけなので注意しましょう。

キングファイル等のパイプ式金具の分解法は?

バインダーの捨て方は?キングファイル等のパイプ式金具の分解法は?

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オフィスの定番といえば、あの分厚くて頼りになる青いファイル。

キングジムのキングファイルですよね。頑丈すぎて「これを分解するなんて無理!」と思われがちですが、実はこれ、メーカー側が分解して捨てることを前提に設計しているという事実、ご存知でしたか?

特に、現在主流となっているスーパードッチ(脱・着)イージーなどのシリーズは、正しい手順さえ知っていれば、力のない女性でも数秒で解体できる驚きの仕組みになっています。

魔法のスイッチ「カラーインデックス」を探せ

お手元のキングファイルを開いてみてください。とじ具の土台(表紙にくっついている金属板)の上下に、青やグレーの四角いボタン(またはプッシュピン)がありませんか?

これが解体のためのスイッチです。手順はたったの3ステップです。

  1. 表紙を開く:ファイルを開いて、金属のベース部分を露出させます。
  2. ボタンを押す:色がついたプッシュボタンを、指(硬い場合はボールペンの先やドライバーの柄)でグッと強く押し込みます。
  3. 引き抜く:ロックが外れる「パチン」という音がしたら、とじ具全体を持って上に引き上げます。

これだけで、あれほど頑丈だった金具が、嘘のようにポロッと表紙から外れます。この快感は、一度やるとクセになるほどです。スーパードッチ<脱・着>イージーのとじ具の脱着手順は公式サイトを参照してください。

メモ

保存用ファイルは要注意

キングジム製品でも、安価な保存ファイル(赤と白のデザインなど)や、かなり古い旧型製品には、このワンタッチ解除機能がついていない場合があります。その場合は、前述したマイナスドライバーでこじる方法や、表紙ごと切り取る方法で対処する必要があります。背表紙の裏側に分解方法の図解が印刷されていることも多いので、まずはそこをチェックしてみてください。

ちなみに、キングジムでは環境への配慮として、外した金具を再利用するための替え表紙や保存用とじ具も販売しています。金具が壊れていなければ、表紙だけ買い替えて新品同様に使い続けることも可能です(出典:キングジム『環境配慮商品への取り組み』)。

法人の大量廃棄は産業廃棄物として処理

ここまでは家庭ゴミとしての捨て方を中心にお話ししてきましたが、オフィスの移転や大掃除、年度末の決算整理などで出るバインダーは話が全く別です。

会社やお店などの事業活動に伴って出たバインダーは、法律上、産業廃棄物(産廃)に分類されます。これを地域の家庭ゴミ集積所に出すことは廃棄物処理法違反となり、不法投棄として企業名が公表されたり、罰金が科されたりするリスクがあります。

「混ぜればゴミ、分ければ資源」はコストに直結する

法人として処理する場合、最も頭が痛いのが処理費用(コスト)ですよね。実は、バインダーの捨て方ひとつで、見積もりの金額が倍以上変わることもあるんです。

ポイントは混合廃棄物にするか、品目別にするかです。

出し方 扱われ方 コスト目安
そのまま捨てる
(分解なし)
金属・プラ・紙が混ざった混合廃棄物扱い。処理施設での手選別が必要なため高額。 高い (20,000円〜30,000円/㎥)
分解して捨てる
(素材別に分別)
「廃プラスチック類」「金属くず」「紙くず」の単一品目扱い。リサイクルしやすいため安価。 安い (数千円〜/㎥) ※金属は買取の可能性あり

例えば、100冊のキングファイルをそのまま業者に渡すと混合廃棄物として高い単価が適用されます。しかし、社内でアルバイトさんや社員総出で1時間かけて分解し、金属と表紙(プラ・紙)に分けてから引き渡せば、金属部分は有価物(プラス査定)になり、残りの処分費も大幅に下がることがあります。

マニフェストと機密保持

業者に依頼する際は、必ず産業廃棄物管理票(マニフェスト)を発行してもらい、適切に処理されたことを確認する義務が排出事業者(あなた)にはあります。

また、忘れてはいけないのが情報漏洩リスクです。

バインダーの中身を抜くのはもちろんですが、背表紙に貼られた顧客名やプロジェクト名のテプラも意外な情報源になります。機密性が高い場合は、バインダーごと破砕・溶解処理してくれるセキュリティ便を利用するのが安全です(少し割高にはなりますが、安心料と考えましょう)。

寄付でワクチンを贈るエコな処分方法とは?

寄付でワクチンを贈るエコなバインダーの処分方法とは?

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「オフィス移転で大量のファイルが出たけれど、まだ綺麗で使える」「捨てるのはもったいない…」という場合は、NPO法人などを通じて寄付をするという選択肢もあります。

ゴミとして燃やしてしまうのか、それとも誰かの役に立ち、命を救うワクチンに変えるのか。

近年、SDGs(持続可能な開発目標)への関心が高まる中で、単なる廃棄ではなく社会貢献としての処分を選ぶ個人や企業が増えています。

文房具がワクチンに変わる仕組み

セカンドライフ(NPO法人グッドライフ)やReborn(リボーン)といった団体では、家庭やオフィスで不要になった文房具の寄付を受け付けています。送られた文房具は、主に以下の流れで活用されます。

  1. 海外リユース:フィリピンやカンボジアなどの途上国へ輸出され、現地の子供たちや学校で再利用されます。
  2. ワクチン寄付:リユースによる収益の一部、または寄付者が支払う活動支援金の一部が、JCV(世界の子どもにワクチンを 日本委員会)などを通じてポリオワクチンの購入資金となります。

代表的な寄付受付団体

初めての方でも利用しやすい、実績のある2つの団体をご紹介します。

団体名 特徴・仕組み 費用感(目安)
セカンドライフ
(NPO法人グッドライフ)
Web申し込み後、専用伝票で送るだけ。1箱の寄付につき1人分のワクチンが寄付されます。「供養」オプションもあり。 1箱 2,100円〜2,600円 (送料・ワクチン寄付金込)
Reborn
(リボーン)
専用の回収キットを購入するか、自分で箱を用意して元払いで発送。キット購入なら15人分、自分で発送なら10人分のワクチンになります。 実費送料 + 活動支援金 (数千円程度)

これらの活動により、あなたの机で眠っていたバインダーが、海を越えて誰かの宝物になります(出典:一般社団法人Reborn『活動内容』)。

【重要】無料引き取りではない点に注意

素晴らしい活動ですが、利用する際に誤解しやすいのが費用の面です。基本的に送料や活動運営費は送る側の自己負担となります。

  • コスト意識:自治体のゴミ回収(数百円)よりも費用は高くなります。「お金を払ってでも社会貢献したい」という意思が必要です。
  • 品質基準:錆びている金具、ボロボロの表紙、書き込みがあるものは送れません。あくまで「次の人が気持ちよく使えるもの」に限られます。
  • バインダーの可否:団体によってはファイル・バインダーは対象外の場合があります。発送前に必ず公式サイトの回収品目リストを確認してください。

コスト面だけを見れば、ゴミとして捨てる方が圧倒的に安く済みます。

しかし、その数千円を誰かの未来への投資と捉えることができれば、これほど有意義なお金の使い方はないかもしれません。企業のCSR活動(社会的責任)やSDGsの一環としても、ぜひ検討してみてください。

バインダーの捨て方についての総括

バインダーの処分方法について、ここまで詳しく見てきましたが、いかがでしたでしょうか。たかがファイル一冊、されど一冊。素材や構造によって捨て方が変わるため、意外と奥が深いですよね。

何より大切なのは、作業をするあなたが怪我をしないことです。専用の道具がないと外れない頑丈な金具もたくさんあります。そんな時はドライバー1本で無理に戦わず、自治体のルールにある金具がついたまま捨てる方法や不燃ゴミ区分を選んでくださいね。

また、今回ご紹介した横浜市や新宿区の例のように、地域によって燃やせるか燃やせないかの基準や、粗大ゴミになるサイズの境界線は驚くほど違います。自己判断で出して回収されなかったという事態を防ぐためにも、迷ったら一度スマホでお住まいの地域の分別表を検索してみるのが確実です。

これから新しく買い替える時は、最初から捨てやすいオール紙製を選んだり、まだ使えるものは寄付に回してワクチン支援につなげたりと、手放す時のことまで考えて選べると素敵だなと思います。

この記事が、溜まってしまったバインダー類をスッキリ片付けて、気持ちよく新しい季節を迎えるヒントになれば嬉しいです。ぜひ、できるところから試してみてくださいね。

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